長女論 inアナ雪

 「アナと雪の女王」、見てませんけれども。「久保みねヒャダ」で久保さんが分析していた長女論にうなったのでつい。
 観てないけどだいたいのあらすじは知っているという状態なのですが、フェミニスト的な観点からの感想なども拝見したのですが、いまいちピンとこない。と思っていたところに久保さんの長女論。引きこもってやることといったらマンガを書くかアニメを見るかってところ、私には絵を描く才能が皆無なので描く方には行きませんでしたが、代わりに散文やら小説やらを書いていたものだよ…と遠い目になるわたくし。
家を継げとか言われたことはありませんし、長女だから云々と直接言われたことはありませんが、明らかに第2子であるところの弟とは違う育てられ方をしたとは思っているところはありますね(親がまだ若かったから、子育てに慣れていない時の子である、という関係もあると思いますが)。で、長女はしんどいことを忘れられる何かに打ち込みがち、という話もあって、ライブ行ったりマンガ読んだりするっていうのもうなづける話で、上京して何に打ち込んだって芝居にハマった自分には身に覚えがありすぎる。
 大学入ってここから始められる何かをしよう!と思い、ラクロス的な高校にはない(今はあるかもしれませんが)サークルに入ってデビューだわ!と決意するものの、チームプレイが苦手という小学校時代からのトラウマ(子供会のミニバスケを早々に辞めて6年生から逃げ回る小学3年生生活)を克服できず挫折、じゃあ得意な文系のサークルで頑張ろう!と入部するもののサークル内恋愛のあれやこれやにうんざりしてどんどん芝居にのめりこむ(但し観る側)→サークルに行かないというスパイラル…あっ、心の奥の傷がじくじくとw
 長女論というより、単に大人数で何かするの苦手ってだけですが、そういうのも許容してもらえる今の状況はありがたく、上京してよかったと思うのはそういうところですね。
 ちなみに弟は小学生から高校生まで野球少年で、途中大きく道は踏み外さないやんちゃ野郎(この言葉好きではないが不良というにはまたちょっと違うので使わざるを得ない)を経たのち、地元で就職し、結婚して家を建てて子供を育てている孝行息子です。趣味も野球、地元の旧友との交流も欠かさないという(と酔った父に自慢される娘ことわたくし)。
(全然アナ雪長女論じゃなくなってる)