6時間耐久映画レース(ひとりで)

1日で3本の映画を観るという試みをこの週末にしてみました。選んだ映画は「そして父になる」「地獄でなぜ悪い」「凶悪」の3本です!!(ひとつの映画館でちょうどいい時間にやってたから)
リリーさんとピエール瀧が「そして」と「凶悪」に、國村隼さんが「そして」と「地獄」に出ているというかぶりっぷりですが、この順番で見てよかった。
そして父になる」は、原案(参考文献)の「ねじれた絆」をかつて読み込んだ者としては見ざるを得まい!というもの(余談ですが、今週金曜日にフジテレビは「ねじれた絆」をドラマ化かつこのノンフィクションのご本人へのインタビューを放送するそうです)。何と言っていいのか分からないのですが、子どものいない私としては、尾野真千子の二人目が産めない、というところで号泣してしまった。年を経るといろいろ涙腺を刺激する原因が増えたり変わったりするのですよ…。
物語の中心はタイトルどおり「父」なのですが、親子の物語なので必然的に「母」の物語でもあるわけで。パンフにあった撮影の方の話に出てくる電車のシーンは、すごく苦しくて、切ない。
地獄でなぜ悪い」は「考えるな、感じろ!」ハジけまくった長谷川博己は個人的に大好物です。もっとはじけてもいい!!
「凶悪」は正直面白かった…と言っていいのか戸惑うのですが。面白かったと思ってしまった私にも、池脇千鶴ちゃんの言葉は突き刺さるわけです。