意味は、分からない

 「走れメルス〜少女の唇からはダイナマイト!」(NODA MAP)を観る。
 浅野和之さんの身のこなしがステキであった。スローモーションの動きが軽い軽い!群衆の中で彼の動きに目が釘付け。浅野さんのパントマイム公演とかあったら見に行きたい。
 小西真奈美は見せ場のシーンがとてもカッチョイイ。
 古田新太は存在しているだけでも幸せ。声がほんとにいいなー。
 野田秀樹の女装を見ていると加納幸和がちょとだぶる。いや、野田さんは野田さんなんだけど。女形って似てくるのだろうか。
 中村勘太郎ときどき歌舞伎風味。平助ー。
 深津絵里、かーいい!
 小松和重、好きー。メガネー。「MIDSUMMER CAROL」のときも良かったなあ。
 全体としては、野田さんも言っていたが若さあふれるお芝居であった。あふれ出まくってる感じ。夢の遊民社の初期の作品らしいなあと(あくまでもイメージです)。
 パンフを買ったらNODA MAPの過去の公演写真が載っていて、自分が見に行ったのは第2回までだということが判明。「キル」を観た時周りには泣いてる人がいっぱいいて、野田秀樹初体験だった私は「ほへ?」となったことを思い出したりした。
 役者さんで「最初台本読んだときは意味が分からなかった」と言っていた人が何人かいたので(パンフによる)、1回見ただけで理解するのは難しいのだなあ、と自分を慰めました。