日常にひそむエロ

そういう映画ではないのですが「阿修羅のごとく」（監督：森田芳光）*1。
４姉妹のそれぞれがとてもよくて、特に自分のキャラ的には地味で非モテということで３女いちおし（深津絵里はとてもカワイイ）。
何が日常にひそむエロかというと、２女の巻子（黒木瞳）とその夫（小林薫）。「団地の寝室とふとん２組、洗濯物をたたむ妻、ふすま、妻のストッキング」というシチュエーションであんなエロくさいシーンが撮れるものなのか。（黒木瞳だから、小林薫だから、というのはもちろんあると思うけど）そこには「夫の浮気を疑う」というスパイスがあるからかも。
向田邦子が読みたくなって、本屋へダッシュ。

*1:asin:B0000YTR78