いつデビュー?

いやー、おもしろい。町山さんはナンシー関との対談も面白かったけどこっちのほうがどす黒度UPですな。結構同意な点いくつか。「愛欲」漫画がとても好きだー!「女がエロ書きゃ売れるって風情がうぜーわ」ほんにのう…

松田 失敗とか、ハシカ的なことは10代のうちに済ませとかなきゃ。
町山 早いとこ間違えとかんとね。
松田 早くでっかく間違えた方が、後に武勇伝としてウケがいいらしいしさ。
(同書P171)

元ヤン受け入れ態勢の素地がここにもチラリ。やっぱり武勇伝て語りたいものなんでしょうか。
昨日「明烏」を見て、そりゃ古典落語でも「マジメなだけではいかん。ちっとは悪いことでもなさいな」と言われるってことは「ちっと悪いことをする→人生の機微を知る」がこんな昔から根強い信仰になっているってことだよなあと思い、かといって自分がマジメ一辺倒だと思われると心外だというこの自己矛盾。
それにしても自分の10代後半から20代前半の自分を振り返ると、そんなに若さゆえのオイシイ思いってのをしてない…それは私が非モテだったからなのか、中途半端なオタク(周りに同じ趣味の人がいないとか、自分が薄くて入れないとか)だったからなのか?!もっと濃いいオタクだったら「姫」とか呼ばれてサークルクラッシャーとして青春を謳歌できたのかも?
ココを読んで以来、身に覚えがありすぎてイタタタタ。