街のフェミニスト

お昼ごはんを食べに入ったファミレスで、50代の女性4人がタバコ片手に語り合っていた。テーマは離婚について。どうやら仲間内の1人が夫の浮気により離婚したい気持ちである、ということを吐露しているようだ。それを聞いた別の女性(野村沙知代ほっそり)が、自身の離婚の泥沼について語りだす。タバコをくゆらせながら、熱く語る細沙知代。「私がね、もう駄目だと思ったのはさ、私に非があったから謝ったことについて、謝った後も責めてきたことね。男はさ、女が謝ったらそこで許さないと駄目じゃない。女が謝ってるのにまだ責めるって、男として駄目なのよ…」気持ちとしては桃井かおりな雰囲気でタバコをくゆらせつつ遠くを見ながら語り続ける沙知代(偽)。「それでもうやり直すのは無理だって思ったのよね…」細沙知代がナニをやったか知らないが、女は一度謝ればそれで全て許されるらしい。逆だったらどうなんだ細沙知代。
結局、離婚したいと思っている女性がどんな状況なのかとか、実際どうしたいのよとか、そういうことは一切なく、細沙知代1人の独擅場。
沙知代(偽)、お前のことはいいから、これからの人の話を聞いてやれよ。