最近読んだもの

下山事件―最後の証言

いやあ、面白い。と言っては不謹慎かもしれないが、陰謀大好き（ｗ人間としては読まざるを得まい、という一品。
この本の中で↓には明らかな情報のねつ造があるとつっこまれている。さてどちらが“事実”なのやら。↑がウソだとしても関係者の孫だからそこを事実と異なる書き方をしてぼやかすのもアリだと思うし、↓がウソだとしてもドキュメンタリストの脚色という考え方も出来るし（ドキュメンタリーは事実しか描いてなくても、何を編集するかは作り手にゆだねられているから「事実だけれどそれが真実でもない」ということはよくありますからね。でも上の本の著者は「明らかな情報のねつ造」と断言しているからなあ。脚色じゃすまないか）、どちらを信じるかは読み手しだい、ということで。大変面白く読ませていただきました。満足。

下山事件