をを、次の扉が見えてきたぞ!

それはそうと林よ…orz orz(本文とは全く関係ありません)「愛の流刑地」です。
20日
独房で違う違うとつぶやいているうちに、力尽きて眠ってしまった。
判決の翌日、北岡弁護士が訪ねてくる。「力及ばなくて…」という北岡だが、大体において求刑の8がけくらいの判決が出るものなので、妥当でもあるという。菊治は何だよ、そんな感じで裁判やってんのかよ的な不満を言うが、北岡から「でもまあ法律にのっとって決められてるわけで…」と言われて「法律ぅ?!」というような心持になり、かっとなって大声を。
「法律なんておかしい。刑法でもなんでも、事件を起したことのない、平和で無事な、頭だけいい人が決めたものでしょう!!」看守に静かにするよう注意を受ける。
北岡は控訴するかどうか尋ねる。菊治が「控訴すれば量刑が短くなるか?」という質問をすると「ま、同じ法律で判断しますからね…」という回答だったのでまたいろいろ決めつけられたら胸クソ悪いわ!ということで控訴するつもりはない、と告げる。控訴期限は2週間あるのでよく考えてください、と北岡は言う。
つづく。
いよいよ来月からの新連載小説の詳細が発表されました。堺屋太一さんのチンギス・ハン小説です。よかった。「平成三十年」じゃなくて!チンギス・ハンならたとえ「そりゃなしだろ!」というようなツッコミどころがあっても、私には分かりませんから。
そしてどんどん菊治はわけわかんなくなっていきますが、もう来月からは確実に違う小説になると思えば「へーそーなんだー」と鼻で笑うことだってできちゃいます!ま、法律の条文にはわざわざ「こういう殺しだったら殺人罪」とか書いてあるわけじゃないんでね、「第199条(殺人) 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する」ですから。理由がどうあろうと人をひとり殺してしまった、この世から消したことについてもっと考えて欲しいんですけどね。「エクスタシーの頂点で死んだ人間は幸せ教」の教祖様に関係ないんでしょうけど。
ま、おじいちゃんがどんどんワガママになっていってても、別に知り合いじゃないし、「どうでも、いいや!」