作文の鑑

現在発売中の「オール讀物3月号」には第134回直木賞の選評が載っております。もちろん選考委員であらせられる淳ちゃんも選評を執筆されておりますが、半分以上「オレは今回の受賞作に不満だらけだ」という内容で占められております。小学生の頃、作文を書くときは自分の気持が伝わるように書きましょう、と言われたものですが、まさに淳ちゃんの気持ちが存分に伝わる文章であります。人間描写とリアリティがキーワード(笑)。
東野圭吾さんと京極夏彦さんの対談あり、東野さんの全作品紹介あり、衣良さんのIWGPの新作あり(笑)、今月のオール讀物は必読の書。