婦人公論読みました

例の他人の戸籍で結婚して捕まってしまった節約奥様・山崎えり子氏インタビューが!
オウムの逃亡犯・菊地直子にさせられかけたとやらで今落ち着いて生活もできず、居場所を転々としているそうでありますよ。
子供の頃、親戚の家を転々とさせられ、その親戚の中に薬物中毒の人がいて、この人がヘビのように山崎氏の居場所をつきとめては金をせびりにくる。最初の結婚のときも籍を移したら居場所を突き止められ、それがきっかけで元夫とうまくいかなくなった、とか、例の外崎氏との結婚で他者の戸籍を使ったのは、その親戚から逃れるためだった、とか、外崎氏と結婚して住んだマンションに暴力団夫婦がいて、目をつけられてカネをせびられるようになった挙句、「あいつはオウムの菊地直子だ」とタレこまれて警察から散々菊地直子だろ!白状しろ!と言われた、とか。とかとか。
…何のジェットコースタードラマなんだ。
婦人公論的には、警察の横暴な取調べとか、誤認逮捕とか、目を吊り上げるポイントはそのへんなんでしょうけれども、それよりもなによりもその他のエピソードのほうに興味津々ですよ。
留置所にいるときに、死にたいと思っていたら同室の女性に「これを読んで頑張ろうって思った。アンタも読みなよ」と「節約生活のススメ」を渡され(著者本人とは気づいてなかった模様)、私の本で励まされた人がいる、私も頑張るわ!と思ったとか。このエピソードが一番何というか、正直「マジかよ!?何で今現在(去年か)留置所にいる人が『節約生活のすすめ』を読んでるんだ!」と思った話だったことよのう。ちなみに、著書の内容にはウソはない、と当人はおっしゃっていました。
何というか、どこへ行くのか。