カーネーションが好きすぎる2

何ですかこのクオリティ!と1月も下旬に入ろうというこの時期に叫んでしまいます。
12月の戦時中の流れ、つらかったけどつらいだけじゃなく笑いをぶっこんでくるところも、出征して5秒で幼馴染戦死させる鬼畜さも、日々に疲れて精神的に消耗していくさまもすべてすげー。渡辺あやすげー(演出もそらそうですが、話の大筋を作っているという意味で代表して脚本家を称賛)!朝ドラなのにながら見できないって困る!!
職業柄「不倫ねはいはい、慰謝料払う覚悟が必要ですYO!」とか言っちゃう人間ですが、これドラマですしね。テレビの言うこと信じませんしね。物語としてはいい流れです。糸子さん、さんざんそれまで自分で自分シバいてますし、遭わないようにしようとしてましたし、自分で区切りつけようとしたら意外にも「お芋好いとっと」って言われちゃったから。里芋だけに。
土曜日の組合長の「なくしてもうたもんは戻らんけど、新しく作ることはできる」には泣きました。戦争によって失ったものの大きさ、それを埋めるための新しい何か。唸った。
あらすじ読んだうえでドラマを見ても、思ってたのと全く違うものとして見られるという稀有ないいドラマだと思います。あー、着物着たい!(糸ちゃんの意図と正反対)