ありえないから面白い

 ドラマ「リーガル・ハイ」が非常に面白い。簡単に言うとこれだけで終わってしまう。
 ちょこちょこ挙げてみると、堺雅人の気持ち悪い髪型やら、もともと堺雅人が発している笑顔の中の腹黒さが全開になっているところやら、ガッキーの破壊的可愛さ&音痴(これはストーリー上)やら、里見浩太郎の現代劇への露出が増えたのは水戸黄門が終わっちゃったからなの?(ハンチョウ5にも出ている)やら、意味深な生瀬勝久演じる三木弁護士&小池栄子秘書やら、毎回の法廷へ持ち込まれる問題の数々がテレビ的にギリギリじゃないの大丈夫?やら、古美門の指南する解決法もギリギリだな大丈夫?やら、ゲストが楽しみやらやらやら。
古美門はあぶ刑事ならぬあぶ弁ですな。マシンガンの代わりに言葉のマシンガンを撃ちまくっているという(今「うまいこと言った!」という顔をして入力しました)。
 『カーネーション』が終わってしまった今、また画面から目を離したくないと思うドラマが始まったことが非常にうれしいかぎりです。

 渡辺あやさん論も古沢良太さん論も載ってました。かなり読みごたえがあって面白かった!クドカンの朝ドラが本当に決まった今、古沢良太さんの書く朝ドラを見てみたい。