もううまいんだから。

1ポンドの悲しみ

1ポンドの悲しみ

綺麗にまとまってる短編集。どれもこれも「くぅーっ」てな感じ。アイテムのチョイスが絶妙。「ふたりの名前」の主人公のカレシが横浜出身だからF・マリノスの熱烈なファン(だけど競技場へは観に行かないライト派)とかね。「デートは本屋で」に出てくるサイン会をしている作家のモデルは多分ご自身であられるようで。先日のサイン会に行った潜入捜査員が語ったところの衣良さんによく似ている。