おや?

奮発してすき焼きよ〜!「愛の流刑地」です。
何と菊治、羽田空港からタクシーで移動です。せっかく遠くからはるばるやってきてくれた冬香のために、菊治奮発しました。また貯金を切り崩すつもりです!

「まさか、正月に逢えるとは思わなかった」
「私も、思い切って来てよかった」

タクシーの中で手を握り合い、逢えた喜びにひたる2人です。そうですね、モノレールや京急の中では、さすがに人前ですもの、喜びにひたることもできませんよね。夕ご飯の前にとりあえず菊治のマンションへ。

「そこに、直接、行ってもいいのですか」

と、問う冬香。

「大丈夫、ぜったい誰も来ないから」

答える菊治。
タクシーの中で手を握り合ったまま、菊治の自宅マンションに到着です。興味深げにいろいろ見ている冬香に、菊治は荷物を寝室に置くよう言います。

一晩の泊まりだが、着替えでも持ってきたのか、やや大きめのバッグを片隅に置いたところで、菊治は冬香を抱きしめる。

「遠いところを、よく来てくれた、ありがとう、大好き、愛してる」(原文ママ)そんな気持ちをこめて長い接吻です。急にカタコトです(心の中が)。

「今夜は、いっぱいいじめてやる」
菊治がいうと、冬香が首を横に振りながらつぶやく。
ずっと、横にいさせてください」

つづく。
大きめのバッグ、「ずっと、横にいさせてください」…なんか冬香、怪しくないですか?子供を実家に預けて、一晩…?んーー?!なーんか、明日の展開が楽しみなんですけども。何ですか、コレは淳ちゃんのトラップですか?