エロ週間始まる

気分が乗ってきたのでー、ちょっと変わったことをしまーす。(だいたひかる風に)「愛の流刑地」です。
(22日)
フルコースだったため食事を終えたのは10時過ぎ。菊治は最近アルコールに少し弱くなったと感じている。今日はほとんど1人でボトル1本開けたのでより弱くなったように感じた。
「まっすぐ部屋に戻る?(で、ヤる?)」と冬香に尋ねてみたが、ふいに気が変わり、せっかくの正月の逢瀬なので初詣にゆくことにする。
新宿からタクシーを走らせ、山王の日枝神社へ。由緒正しい神社だ。長い石段があるが、冬香と2人手を取り合って登る。

「今年は、冬香との恋がますます順調にゆきますように。そして、健康でいい仕事ができますように…」

菊治が顔を上げても冬香はまだ何かを祈っている。その真摯な姿が愛らしい。横から見つめているのに気付き、恥ずかしげな冬香。何を祈っていたのか尋ねると、お祈りしたことを人に言うとご利益がなくなる、と言う。疑わしいが、そんなことを素直に信じているのも冬香らしい。
帰りのタクシーの中で、「帰ったら二人、休む(=ヤる)だけだ」と胸を弾ませていると、冬香に「ありがとうございました」とお礼を言われる。「こんな、素敵なお正月を過ごしたのは初めてです」と語る冬香。夫や子供といるよりも、私といるほうが楽しいというのか。うっしっし。ほくそえむ菊治(読んだ印象)。
(23日)
2人で部屋に戻ると12時近かった。冬香は長旅の上、食事、初詣といろいろあったので疲れているだろうと気を使い(偽り)、冬香を寝室に導こうとする菊治。冬香はバスルームを使いたいと言いバスルームへ姿を消した。その間、菊治はTシャツとパンツに着替え、部屋の温度をデンコちゃんに怒られる26度に設定し、ベッドを整える。

さらにカーテンを閉め、枕元のスタンドを弱にして、準備は完了。もはや、いつ冬香がきても大丈夫である。

こんな感じで準備は万端。だがなかなか冬香がバスルームから出てこない。

早くくるといいのに、なにをしているのか。

菊治かなり焦れています。待っていると冬香の携帯が鳴り始め、やがて止まります。誰からだろうか。もしや夫から…?そんなことを考えていると、冬香がセーターにスカートを着用してバスルームから出てきます。携帯が鳴っていたことを教えると、ちらりと画面を確認したあと、何事もなかったように携帯を置く冬香。
じゃあ休もう、という菊治の言葉に、冬香はベッドの足元でスカートを脱ぎ始めます。
(24日)
スリップ1枚でベッドに滑り込んでくる冬香。菊治は5時間以上もこの瞬間を待ってガマンしつづけていたので通常より強めに抱きしめにかかります。
いま、菊治は冬香を独占している。長年連れ添った夫から、冬香を奪い取っているのだ、そんな自己満足な思いにたきつけられるように、菊治は長く深い接吻。

「今夜は姫始めだよ」

そんなこといちいち言わなくていいんですけれども、菊治はいいたかったみたいです。よく意味がわからなかったらしい冬香に、いちいち説明する菊治。「姫始めとはね、男女がその年に初めて…」言わんでよろしい!と言いたいところですが、冬香の様子は聞いているうちに何だか恥ずかしくなってきたようで(菊治の主観)、額を菊治におしつけてきます。

「始めだから、いままでと違うことをする」
「…」
「逆らっちゃ、駄目だよ」

うわー…
こんなことを言いながら、冬香のティクビを舌で優しく、しかし嬲る気持ちをこめてむにゃむにゃしつつ、右手は下へ下へ。秘所へ触れ、冬香は早くも喘ぎはじめますが今日の菊治はコレくらいの愛撫ではすまないぜ、と意気揚揚です。

「ねえ…」とつぶやき、欲しげに身体をくねらせたところで、菊治は突然状態を起こすと、愛しいところに向かって自らの顔を近づける。

つづく。
えー…菊治はどうして風呂に入らないのでしょうか。京都に行ったときも1回もシャワー浴びてないと思うんですけど…息子さんは結構臭くなっていませんか。
部屋の温度26度に設定って、裸でいても寒くない快適な温度ってことでしょうか。
いちゃいちゃしながら、冗談じゃなく本気で「姫始めとは…」とか言い出されたらちょっと轢きます。何だそりゃ。トリビアのつもりか。教え欲の充足か。ほんと、冬香のカマトトぶりは菊治プレイにはかかせませんね。