いつのまに

新章スタート…どうでもいいか。「愛の流刑地」です。
短夜、だそうです。
いつの間にやら夜が短くなっている。そろそろ4月も終わりだ。
そんな短夜の明け方に恥ずかしい夢を見た。体育館のようなところで全裸になり、冬香と寄り添っている。周りに人がいるのに冬香が息子さんを掴もうとし、駄目だよと拒んでも息子さんは反応し戸惑うというものだ。

「羞(はずか)しい…」
明けるのが早い朝に、夢の淫らさを思い出しながら、菊治は今日、冬香が来る約束であったことを思い出す。
前に、子供が突然風邪を引いて逢えなくなってから、すでに半月少し経っている。
その間、菊治は冬香に4度逢っているから、ほぼ一週間に二回の割合いである。

また来るんだ…でもって結構逢ってるんだ…
子供の給食が始まったので、今までより1時間長くいることができるようにもなった。さらに濃密なときをすごしているのである。

今日はどんな形で結ばれ、どんな形で昇り詰めるのか。

うわー、やる気満々の菊治です。
つづく。
淳ちゃん、もうホントに勘弁してください。エロシーン以外も書けよ、といえばあんなトンチキ談話しか書けんし、新章入ったらまたエロ書く気満々だし…フランス書院文庫の編集者を呼んできてください!エロならエロなりに指導してもらったほうがいいと思います。