勝手に呼ぶがよい

読売・日本テレビ文化センターにて特別講座があったそうでございます。テーマは「セカンドライフをよく生きる」。基調講演はわれらが(全然我らが感はございませんが)淳ちゃんです。50代くらいからの世代をまとめて「プラチナ世代」と呼びたいそうです。ご自身の著書「プラチナスタイル」の中でこの世代を宣言を書かれたそうです。引用してみましょう。

「我々は、世間体にこだわらず、常に好奇心いっぱいに好きなものを追いかけ、相手と自分を褒めて、おしゃれで素敵なワルになることを誓います」

…淳ちゃんに言われるとものすごく苦い汁が出てくる感じがするのはなぜでしょうか…
年をとったら常識的になって小うるさくなるよりも、どんどんワルになりなさい、周りの評価から自由になりましょう、という内容についてはとても共感できるのですが、いかんせん、現在の淳ちゃんが書いている小説やらエッセイやらを加味してしまうと、どうも素直に受け取れません。
不倫してもなんでもけっこうですけれども、一番近くにいる相手を大事にしよう、と思うのは別に周りの評価や常識か常識でないかとは関係なく、自分がされて嫌なことは相手にもしない、ってだけのシンプルなことだと思うんですけれどもね。常識にしばられているから妻や夫を大事にする、ってわけではないでしょうに…