無能刑事ワープロ

毎回違う容疑者に間違った取調べを続けるダメ刑事の物語。「がんばれ、ワープロ!明日の容疑者の問題点はどこだ!」がエンディングのナレーション。「愛の流刑地」です。
(5日・6日)
20日の拘留期限が近づくにつれ、刑事の取調べは厳しくなっている。菊治は殺したことは認めているがずっと殺意がなかったと主張しているので、そこが刑事の思惑と食い違っている。
ワープロ刑事は思い通りに行かないと「ふざけるなっ…」と一喝し、机をドンと叩いて威嚇する。
なぜか冬香の死亡鑑定書を声に出して読み始めるワープロ
耐えられない思いの菊治。「やめてください…」
なおも読み続けるワープロ
これ以上、冬香の解剖結果など聞きたくない。冬香が切り刻まれて調べられたと思うとたまらない。菊治は机に突っ伏すが、なおもなおもワープロはこれまで幾多の凶悪犯と対峙してきた冷酷さで続ける。
「…舌骨、喉頭軟骨、および甲状軟骨に出血痕があり、直下の甲状軟骨は一部、骨折し、陥没状態を呈する」骨が折れていたのか…あの「ごわっ」はやはり骨の折れた音だったのか…ああもう冬香に謝りたい。興奮してごいごい圧してしまった…
わんわん泣きじゃくる菊治。
「それでも、殺す気がなかったと、いうのかっ…」とワープロがダメ押し…
つづく。
うーんと。ワープロ、取調べの方法間違ってる気がするよ?その方法は、殺してないと言ってる容疑者に使わないと…マニュアルのページ、間違って開いてない?「殺意を否認する容疑者に対する効果的な取調べ」のページはもっとあとだよ!
それにしても…質の悪いコントみたいだなあ…