るーぷ!

調書の読み上げ超無駄(この小説の中では)。何一つ明らかにならねー。「愛の流刑地」です。
(27日〜28日)
殺す気がなかったならなぜ救急車をすぐに呼ばなかったのか、と言われる菊治。あのときは当初冬香が死んだなどとは思わなかった。揺すったり呼びかけたりしても反応がなく、それでも気が付くかもしれない、と待っていたのである。しかし冬香はこと切れていた。そのときすぐに連絡すればよかったのかもしれないが、菊治はそうしなかった。うまく説明できないが、菊治は怖かったのだ。外へ連絡してしまえば、冬香が助かるにせよ死んでしまうにせよ、もう二度と会うことができなくなる。確実に2人は引き離されてしまう。それを思うとたまらなかった。愛するからこそ離れたくなかったのだ。でもうまく言葉にできないので、刑事にはその気持ちを分かってもらうことはできない。
結局菊治はほとんどの記述に異議を述べなかったので、冬香に殺して欲しいと言われ出して殺意をいだいたことになっている。
花火の夜は一瞬、いっそ殺してやった方が冬香は楽になれると思ったが、それを殺意と言われてしまえばそうなのだろう。でもそれで殺してやろうと思ったわけではない。
弁護士にも会って話したが、なぜこんなにも強く圧したのかということについては菊治の気持ちをはかりかねているようである。どうやら冬香の夫も事情聴取を受けているらしい。
弁護士によれば、遊び半分に殺したというよりは、殺して欲しいと頼まれた方が心証もよいだろうとのことだった。
つづく。
菊治が冬香の死を確認したのは花蕊が冷たくなったときでしたねぇ…(しみじみ)。人工呼吸よりも花蕊吸引。それが菊治クオリティ。
菊治の胸の内がいろいろかかれていますが、ほんとにつまんない男です。セックス至上主義ならそれでもいいですけど、全く魅力がねえ。ダメ男だけど女心を惹き付ける何かをもった男とか書けないのかね。なんもねえよ。
スリップ上等・キャミ最低・ショーツ撲滅・ナマis LOVE!挿入こそ全て!整理中のセックスは避妊と同じだぜベイベ!…って単なる頭悪いおっさんやん…