何?家族愛のつもり?

…断れよ!「愛の流刑地」です。
(25日)
面会に訪れた息子・高士の意外な一言に、さすがの菊治も呆。さてその後も高士は菊治を喜ばせるすばらしいお言葉の数々を繰り出します。

「だって、堂々といったろう。あの厳しそうな人たちの前で、『違う』ってさ。はっきりいったじゃない」(菊治が格好よかったという理由)

「父さんのいうとおりだよ、間違って、勘違いしているのは向こうだよ」

「父さん、なにも恥じることなんかないよ、なんにも悪いことなんかしていないもの…」

「たしかにあの人を殺したのは悪いよ。でも父さんは、その何倍何倍も(ママ)、あの人を愛して、大切にしてきたんだから…」

「もし悪いとしたら、あの人のほうだよ。父さんに『殺して』って頼んで、自分はそのまま死んで、父さんにだけこんなめに合わせて、苦しめてるんだから…」

「とにかく、父さんは被害者だよ」

「俺、父さんがどんな刑を受けたって、恥じてなんかいないよ、いや…誇りに思ってるんだ」

そんな息子の姿に大人になって…みたいな感情がわきおこる菊治(というような描写が挿入されていたような)。
…高士よ…お前はバカだったのかやっぱり。
そして高士は紹介したい女性がいる、と言い出す。まさか元妻では…と思う菊治だったがそんなはずはない。(原文では「妻では」と思う菊治なのですが、もう離婚成立したやんか。いつまで妻がいるつもりだ)
美和という若い女性が高士の後ろから現れた。

「俺の彼女さ…」

つづく。
美和さん…
あんた、いいのこんなバカ男で?
ついでにその父親もバカ男だけど?下手すると物陰に連れ込まれてヤられかねないくらい元気いっぱいの父親ですけど、本当に?
いやまあ、ここに来るまでは「あんな父だけど、肉親だから」なんて言われて連れてこられたのかもわかりませんけれども、高士のあの言葉の数々を聞いてしまったら、普通の女子なら即座に帰るでしょうね。そして今後一切、関係を絶つ!
ま、とにかく美和さんが何を思うのか、きいてみたいところではあります。