やっぱりか…

「義父と嫁」というエロビデオのタイトルを思った私は薄汚れた大人さ…「愛の流刑地」です。
(26日)
高士には以前、父である自分に会わせたいと言っていた女性がいたが、破談になったはずである。してみると、違う女性か。そういえば、あの会わせたい女性がいると言って来たのは冬香を殺害してしまったあの日だった…
高士は美和のことをそのとき会わせたいと言っていた女性だという。少し冬香に似ている気がする。

「あのあと、彼女から一旦、断られたんだ。でも、父さんの本当のことを知りたいといって、一緒に法廷に行ってくれて…」
そうだとすると、この女性は親の目を盗んで、高士と一緒に傍聴席に座っていたのか。

それで…と菊治が尋ねると、高士は美和の代わりに勝手にしゃべりだす。

「わかってくれたんだよ。父さんはなにも悪いことはしていない。悪い人ではない、ということがさ…」

高士が美和を見遣ると、美和はゆっくりとうなずく。
どうして?と菊治が尋ねると、またまた高士は勝手にしゃべる。

「そりゃわかるよ。だって父さんは真剱に愛しただけだもの。あんなに好きな人を愛したのは、凄いって…」

あんなに好きな人を愛した、って何となく言葉がヘンな気がしますがそれは私の感覚なのでおいといて、べらべらしゃべる高士に菊治は「そこまでわかってくれたのか…」と感激。
さらに高士は勝ち誇ったように言う。
「俺たち、結婚するからね」
つづく。
美和…一言もしゃべらねえ…
高士がバカなことをべらべらべらべらしゃべってるからイヤ気が差して口をきかないのかと思いましたけどそうですか、「父さんはなにも悪いことはしていない」でうなずくんですか・・・
そしてあの裁判を最初から最後まで見届けた上で「悪いことは何もしていない」に同調、と。
おめでとう!
ここに堂々とバカップル誕生!
高士は8年後、出所した色キチの父に美和を奪われても「父さんは何も悪いことはしていない。だって美和を愛したんだもの!」と言えたら神。