じゃくちょうせんせいのえほん

今朝NHKのニュースを見ていたら、寂聴さんが子供向けの絵本を出していますよ、という話題が取り上げられていた。
そのお話というのが、「とある森に行き倒れた老人がいた。森の動物たちは水を持ってきたり火をおこしたりいろいろなことをして介抱した。うさぎは何も出来なくて他の動物に責められた。そしたらうさぎは『自分は何にも出来ないので、私を食べてください』と言って自分から火に飛び込んだ。実は老人は神様で『何という自己犠牲の精神でありましょう』とうさぎを月に上げたのでした」というものでありました。
うーん、どうも好きになれない話だなあと。他の動物たちだって行き倒れた老人にいろいろしてあげたのに。自己犠牲の精神なのは分かる、分かるけども…
「ざっくりとした」カインとアベルの話を聞いたときも思ったけど、農作物だって大地のめぐみなんだからさ、肉や魚くれる方ばっかり優しくするなよと。
何だか神様って自分に尽くすことを求める者みたいでヤーな感じー、とギャルっぽく思ったのでした。「八百万の神」ってコンセプトは、そのうちの一人の神様に認めてもらえなくても八百万もいればどれか自分を認める神様っていそうでいいのかもー。希望がもてるみたいな?(半疑問形で)