実はあまり変わってなかったりする

最近、記念館に行ったこともあって伊丹十三のエッセイや対談集を掘り起こして読んでるんですけど、今も昔も実はそんなに若者は変わってなかったりするんだなと思うのです。昔だって少年の起こす凶悪な事件があったし、無礼な若者もいっぱいいたし。
以前動画のサイトで東大全共闘三島由紀夫の討論会を見たんだけど、若者諸君はにやにやしながら三島由紀夫としゃべるわ、人の話は聞かないわ。一応漢字がいっぱい入った言葉をしゃべってるけど、人の話を聞かずにオレの主張を話すところなんか、「は?意味ワカンネ」とオトナを小ばかにしてくる今の若者とあんまり変わらない。
学生運動してた人たちが壇上の「権威」がしゃべってるところに突撃していってマイク奪うところなんて、今の成人式でハタチが暴れるのとちょっと似ている。暴れる場所が変わっただけなんじゃなかろうか。