他にないんか

バイオリニストの皆さん、菊治に代わってお詫びします。「愛の流刑地」です。

ここからが、菊治が願っていた、本当の意味での姫始めである。

また言うてはるわ…菊治って処女もお好きなんやろなあ。
夜遅くなってもまだ冬香の身体を求めることができるというシチュエーションに菊治は大張り切りです。
でまあ、合体な訳ですが、冬香との身体の相性がぴったりであると。

なんといい女なのか。よく男たちは女性を見て、顔がいいとかスタイルがいいなどと評しているが、そういう見せかけとは違う、花芯(草冠の下に心が3つ)の味合いの深さほど、男を魅了するものはない。
「素敵だよ」

顔とスタイルでいい女かどうか評する男どもに喝を入れている菊治ですが、そんな菊治も性器のよしあしでいい女だと評しているので50歩100歩です。なんだそりゃ。
合体中なので、冬香がまた「だめ…」「いや…」とか言ってますけど仕様ですからお気になさらず。

まさにいま、冬香はストラディヴァリとかわらぬバイオリンの名器で、菊治はそれを愛情込めて弾く奏者で、両者がぴたりと寄り添い共鳴しながら、二人はラストの頂点に向かって一歩ずつ、しかし確かに昇り詰めていく。

でました、淳ちゃんお得意の楽器ネタです。前回はピアノコンチェルト、今回はバイオリンです。…バイオリン奏者の腕の動きと自分のピストン運動を重ね合わせているのかな。うふふ。(いや、うふふじゃなくて!)菊治としては、いやいや私のはただのピストン運動ではない、早く出し入れすればいいというものではない、いろんなところを刺激しつつ、早めたり遅めたり、リズムが大事的なことを講釈たれてます。冬香の名器は襞がいいらしいですよ。菊治の息子さんにぴったりフィットらしいです。
つか、菊治、やっぱり風呂は入っておいた方がいいよ。ぴったりフィットのおかげで、息子さんの汚れが冬香のひだひだに…うっ…
今宵はここまでにいたしとうござりまする…