ハイヨー!シルバー!

小松先生、ダイスキ!「愛の流刑地」です。
(11日)
ベッドにもぐってもぐもぐする冬香。菊治は愛する女性がそこまでするさまに感動する。別に強要してもいないのに自分からしたいと言ったのだ。こりゃ愛がなければできまい。とりわけ心底好きでないとできないものだ。ふふん、とご満悦の菊治。急にこんなことをやってもらっていいんだろうか、それも他人の妻に、と罪の意識が心をよぎるが、気持ちがイイのですぐに忘れる。
冬香のテクは特に巧みではないが、そのつたなさに菊治の愛しさ倍増。従順の意の表明に自尊心も満たされまくり。もうたまらん。男はナイーヴだから気持ちが大事なのだ。女の献身と愛で息子も持ち直すってもんだ。息子甦る。
(12日)
もう辛抱たまらん菊治は「ねえ…」と冬香におねだり。抱きついてくる冬香に横ハメスタイル。ふう、おちつくう。何だかもう冬香は飛ばしまくりで腰をフリフリ。駿馬になってしまったらしく「いいわ」と猛ダッシュで翔ってゆきます。そしてフィニッシュ!

「殺して…」

…冬香さんはいつも簡単に猛ダッシュですね。ある意味菊治置き去り。菊治を使った自慰行為のような…

叫ぶとともに果てた女体は、菊治の斜め上で全身を弓のように反らしたまま、両手をベッドに垂らしている。
まさに、男の馬上で憤死した美女、というべきか。

前の「ひひん」で女性を馬扱いかよ!の反省でしょうか。菊治自身が馬と形容されています。でも「この駿馬を止められない」とかなんとか今日の前半で書いてあったような…ともかく果てたんで菊治が息子さんを抜くとまたも「ああん…」と不満をもらす冬香。ですがあきらめてひしと抱き合う2人。

「いま、殺して、といった」
「そうなの」というように、冬香がかすかにうなずく。

つづく。
いやあ、12日分については小松先生リスペクトっす!挿絵、機会があったらごらんください。全裸の冬香(適当な感じ)が駆ける馬(小松先生、馬は念入り)にまたがり、片手で手綱を持っているさまです。ハイヨー!野生のうーまーはー(2度目なので以下略)。