実の親子じゃなくてもいいんだよ、と言うのは無責任なのだろうか

虐待のニュースが後を絶たないのに、実の子供が欲しいと願って願って願い続ける人もいる、というこの世の中よ。
つい先日も子供2人をほったらかして交際相手のところにシケこんだ母親が、自宅に帰ったら上の子が元気に抱きついてきたのでびっくり、子供は生ゴミやらケチャップやらで何とか空腹を満たし生き延びていたというニュースがありましたけれども、なんだかやりきれない思いがするのですよ。こういう場合、子供が元気だと殺人未遂に問えないそうです。何か?死にそうに横たわっていればよかったのか?と司法方面を問い詰めたくもなりますけれども。
何かもっと日本でも養子制度がばばばーーーっと広まればいいのにと思いますね。
そんじょそこらで「あそこんちもここんちも養子だけどそれが何か?」ということになれば、実の親にきちんと扱われたかどうかってところに縛られなくてすむとおもうのだけれど。
なんだかね、基本的には実の親子でなければならない、という縛りがあるから、代理出産でないと子供が得られないとか、戸籍が実の親子にならないとかいうところにこだわることになるんじゃないかしらと思うのです。
実の親だって酷いことする人は平気で酷いことしますしね。「酷いことする人はそれが実の親だろうが何だろうが酷い人」ってことなので。
それでも子供というのは「実の親からきちんと取り扱われたい」と思うものだそうなので、それが「実の親でなくても自分をきちんと取り扱ってくれる人がいた、それでいいのだ」と思えるようになるまでは、とても長い年月がかかるようなのですけれどね…*1

*1:あ、私は「子供は天使ちゃん」とか思ってる人間ではありませんので念のため。目がでかいせいか、赤子や幼子は私を見るとなにか珍獣を見つけたような目でガン見してきます、とさりげなく「子供に好かれる私」をアピールwうそです。