ようするに信頼関係なんだと思います

ちりとてちんの脚本家・藤本有紀さんが挑む大河ドラマ平清盛」ですけれども。
朝廷を王家と呼ぶとかなんじゃとて!などと言われておりますが、まあようするにNHKが今までやらかしてきた事々が跳ね返ってきたわけでして、特にそういう前提がなければ「そういう呼び方もあるのかねー」あたりで落ち着いていたんじゃないかなと思ったり。
私は「ちりとてちん」の大ファンなので、藤本脚本には甘くなると自覚してますけれどもね、中井貴一がいい。まあそのうち死ぬんでしょうけども。
第2回の松ケン「俺は誰なんだーーーー!」阿部サダヲちゃん「誰でもよーーーーい」のくだりにちりとてちん魂を感じました。
エロ上皇(もう死んだ)とか、三上博史が嫉妬に狂うとか、変態スキーにはたまらないものがございますけれども、たぶんこれからも見ます。
ちゃんと初めから見なかったので(録画はしていた)、ナレーションを田口トモロヲだと思っていた自分を殴りたいとは思っています。

カーネーションが好きすぎる2

何ですかこのクオリティ!と1月も下旬に入ろうというこの時期に叫んでしまいます。
12月の戦時中の流れ、つらかったけどつらいだけじゃなく笑いをぶっこんでくるところも、出征して5秒で幼馴染戦死させる鬼畜さも、日々に疲れて精神的に消耗していくさまもすべてすげー。渡辺あやすげー(演出もそらそうですが、話の大筋を作っているという意味で代表して脚本家を称賛)!朝ドラなのにながら見できないって困る!!
職業柄「不倫ねはいはい、慰謝料払う覚悟が必要ですYO!」とか言っちゃう人間ですが、これドラマですしね。テレビの言うこと信じませんしね。物語としてはいい流れです。糸子さん、さんざんそれまで自分で自分シバいてますし、遭わないようにしようとしてましたし、自分で区切りつけようとしたら意外にも「お芋好いとっと」って言われちゃったから。里芋だけに。
土曜日の組合長の「なくしてもうたもんは戻らんけど、新しく作ることはできる」には泣きました。戦争によって失ったものの大きさ、それを埋めるための新しい何か。唸った。
あらすじ読んだうえでドラマを見ても、思ってたのと全く違うものとして見られるという稀有ないいドラマだと思います。あー、着物着たい!(糸ちゃんの意図と正反対)

自己肯定欲

自己肯定欲でググると「自己肯定力」と直されてググられて出てきます。はてなキーワードさんによると

自らを受け入れる力。生きるに値すると認める力。

それが欠けている場合、自分を好きになることはもちろんだが、嫌いであることもできない。

この力を得るためには、きちんと現状を認識し自分と向き合うことが必要となる。

とのこと。
私が前回、あさイチのキラキラ40に感じた自己肯定意欲というのは、上記とはちょっと違うイメージです。
自分たちの習性・性質をおおっぴらに、他者に特に認めてもらいたがり過ぎる。
エア恋愛特集でいえば(いえばったって最初の数分しか見ていないくせに言ってますが)、「夫以外の人相手に妄想したっていいじゃない!何がいけないっての!」みたいな開き直り。大概の人は言わないだけでそんな妄想くらいいくらでもやってますよってに、なんでわざわざ…と思うんですけど、それを「私たちはこうしてキラキラしています!ウフフ」と声高に言っちゃうところが、このキラキラ40的自己肯定意欲だなと思うわけです。
わざわざ声高に言わなくても…と書いているところで、淳ちゃんこと渡辺淳一先生を思い出してしまいました。人に言わないだけでみんなやってるってば…なプレイをドヤ顔で「こんなことをしているのは私たちだけだろう…」って書いてたな…と。キラキラしたくてたまらない40代は、まだまだ男としてイケてるぜ的おじいちゃんと共通点があるのやも。キラキラアピールとビンビンアピール…似ている…(NHKだけにちゅらさんより引用)うむうむ、女として終わってません!男としても終わってません!てことか。モテ期がなかった自分としては、女子大生まっさかりのころから終わっているのでアピールする材料が無いww
まあんなこと断言できるサンプルが淳ちゃんとかあさイチとか、ピンポイントすぎて何の参考にもなりませんけどね。

しかし長文を書かなくなると、思考が細切れになりますね。もうちょっと考察?してみよう。
ちなみに今朝のあさイチの出だしでは、苦情のファックスが読まれてましたけど、その後どうなったのかまでは存じ上げませんwwあさイチのキラキラ40担当スタッフは、ピンポイント層以外を「うへあ」とさせる達人なので、その力を発電にでも生かしていただきたいと切に願う次第。

触れること自体が負けのような気がする

NHK連続テレビ小説カーネーション」(NHK総合)が終わりますと、朝、仕事に出る時間となるわけなのですが、時折準備が押してしまい、その後の「あさイチ」までちら見してしまうことがあります。
これがしんどい。
特に40代女性をターゲットにした「キラキラ40」というコーナーは、広瀬香美が朝から声高らかに歌い上げるテーマソングまでついた特別なもの。40代をキラキラ過ごそうぜ!みたいなコンセプトらしいんですが、内容と言えば美魔女(年をとっても美しすぎる美貌持ち)だのエア恋愛(単なる妄想)だの。そしてゲストがRIKACOだの室井佑月だの。キツイ。
ちらっと見てしまった日がそのキラキラほにゃららだったときのやられた感といったらない。見るったってほんの1〜2分ですが、全編見たら私死ぬと思う。濃い。
そしてバブル世代のガツガツ感のハンパなさ、あけすけさ、自己肯定意欲の強さにくらくらします。
自己肯定意欲の強さについてはもっと考えていきたい。

テレビ天国

今期は何かいろいろ録画し倒してます。
日曜夜にいいのが「ウルトラゾーン」。ウルトラ怪獣がそこかしこに出没したらどうなる?っていうコント集だと思うとわかりやすい。UHF局合同で制作している中にチバテレビがちゃんと入っていたことに驚きを禁じ得ない。チバテレ、やればできるんじゃんていう。しかしなぜメ〜テレ
妖怪人間ベム」は期待度ゼロだったんだけど、杏のベラがすばらしくドはまりで素晴らしい。(頭痛が痛い表現)名前のない男がアニメのベムそっくりなんだけどどうしてなんだ…ってのはこのあと分かる話なのかしら。「あんた、目が乾いてるね」って、現代人ほとんどドライアイだからあなたのそばにもあの男は現れるよ…みたいな感じで。亀梨くんのカッコいいシーンは悪いけど笑う。あと、ジャニが出るとジャニが歌うってのは、織田裕二商法ってことでよろしいか。
11人もいる!」は加藤清史郎くんがどれだけ剥けるかにかかっとるなwパイ揉み是非させてあげてほしい。それから、ビッチっぽい美人をやらせると広末涼子の右に出るものはいないとさえ思える。
しかし、私の今期一押しは「カーネーション」です。毎朝楽しい。着物着たい。
これを除くとBSフジでやってる「北の国から」。邦衛のモノマネに磨きをかけつつ、純のモノローグをまねてエロ話をするのが我が家の流行りです。
サッカーのことは考えると楽しいけどつらいけど楽しい。6億あてて遠征しまくりたい。

おっさん天国その後

パンドラIII、現在も放映中でございますが失速感が否めない。
そらウッチーのほくろ三角地帯からエロが垂れ流しになったり、上川隆也のなげやりぶりから色気がほとばしったりはしてますけれども、何だかなーという印象で次回に続くになっている気がする。
小沢征悦がなーんか何だかなーっていう。いろいろ企んでるわりに小物臭がするというか。
私の中ではピーチヒップ3世・ひらみきが先週死んでしまったことも残念。
最終話まで見てから消すか焼くか決めようと思う所存。