セックスとは

珍棒を差し込むだけのことではありませんよ、菊治さん。「愛の流刑地」です。

「あの人、変なことが好きで、わたしにそれを持てといって…」

そのまま言いにくいのか黙り込む冬香。菊治が問う。

「それで…」
「あの、口でというか…」

どうやら口でナニをナニしろといわれたそうだが、冬香はできなかったという。その要求自体は変わっているとは思わないが、なぜ冬香はできなかったのだろうかと思う菊治。しかし冬香がソレをやっている姿を想像することすら耐えられないのだが…
菊治は冬香に夫とのセックス自体がいやではなかったのか、と聞くが、そういうものだと思っていたという冬香。少しずつ慣れていくこともなかったし、ちっとも快くなかったという。初めから痛くしないでほしいと思っていたのに、いつもむりくり迫ってくるそうだ。

菊治の脳裏に、白い女体が怯え、うずくまる姿が浮かんでくる。

冬香の夫は前戯もなく、一方的に自分が動き果ててしまうそうだ。冬香としては感じないし、早く終わって欲しいとソレばかり願い、終わるとほっとするという。
つづく。
…はあ…変わったことってその程度か…あたしゃまた、もっとサディスティックミカバンドな性癖でも持っているのかと思ったよ。
この後の展開としては、夫にフェラーリはできない→でも菊治にならできるかも→好奇心と優しさによりフェラーリにはげむ冬香→感動する菊治→イきそうな菊治→抜こうとする菊治→「ください」という冬香→またまた感動の菊治→フィニッシュ!…とか?もう一般紙の範疇越えてますね。ここまではいくら淳ちゃんでも…いや、わからん…