やれやれ

色ボケきわまれり。「愛の流刑地」です。
そうだったのか。
死にたいと言ったかと思えば帰りたくないと言い、いつもと違って支離滅裂なのはそんなことがあったからなのか。
泊れますと即答し、無理をしないと出て来れないと言っていたのは、このままではいつか夫と言い争うことになると、冬香は覚悟をしていたのだろうか。
そして冬香語録です。
「この体はあなたが作ったの。だから他の誰にも触らせない」だの「この体にはあなたが沢山入ってるの。あなたのしてくれてことは全部覚えているの」だの「わたしはこのままあなたに抱かれたまま死にたいの。この最高の愛の、このために、人は生まれて死ぬのでしょう」だの「愛で死なずに、何で死ぬの…」だの、読者にはドン引きの言葉の数々。
それでも菊治は体が震えるほど嬉しいそうです。
つづく。
はい、好きにしてください。